天皇杯鹿児島代表はヴォルカ! [徒然なるままに]

ブログ更新が滞っていました。忙しかったんです。

土曜の準決勝は所用で見れませんでしたが、決勝戦だけは見ることが出来ました。

結論から言いますと…ジャッジに泣かされた決勝戦でしたね(汗)
ゲームを通してですと、ジャッジはFCKよりに感じましたが、後半のアディショナルタイムにヴォルカのペナルティーエリア内でヴォルカの選手がハンドをしたようにも見えましたが、主審はそれを流し、逆にヴォルカが攻撃に出た時に山田選手のシュートをブロックしたFCK選手のハンドを取り終了直前にヴォルカにPKを与えました。
現地で見ていた時は一瞬だったのでハンドかどうかの判断が出来ませんでしたが、帰って録画していたTV中継を見てみますと、ハンドだったのかどうか疑わしく感じました。
まあ、その前のヴォルカ側のハンドを見逃したり、後半の何分かにFCKの選手がペナルティーエリア内でハンドしたようにも見えたプレーもありましたが、それを流したのを思うと、あれをハンドとするのかと。ぶっちゃけ、FCKよりのジャッジをしていた主審が、あそこでハンドを取るなんて思いもしませんでした。

観客席はジャッジに関してヒートアップしていましたが、(ヴォルカ側w)ヴォルカの選手は割とそのジャッジに流されずに割り切ってプレーしていたようにも見えました。それは良い事だと思います。ジャッジに苛々しながらプレーしていたら自滅していたでしょう。

試合を振り返りますと、両チームともまずは守備という印象の入りでした。ヴォルカはサイドの選手が攻守に渡って走り、DF陣はプレスとカバーリング、ダブルマーキングがしっかりとしており、集中して守っていたと思います。
対するFCKも、ヴォルカの攻撃に対し、中の栗山選手や山田選手の所を警戒していたように見えました。サイドでは数的優位を作って対応していましたが、ヴォルカのサイドは比較的ボールを持てていましたし、1番警戒すべきは中という印象です。

試合が動いたのは34分でした。田上選手兼監督の突破に対し、ヴォルカはペナルティーエリア内で倒してしまいPKを献上します。そのPKを谷口選手が決めてFCKが先制。
谷口選手へのケアは出来ていたヴォルカ守備陣でしたが、PKとはいえエースに得点を許してしまったヴォルカ。ただ、これで集中を切らすことなくプレーを続けたヴォルカは、約5分後に相手のパスミスを奪った山田選手が栗山選手へスルーパスを送り、それを栗山選手が一瞬のスピードでマークを振り切りゴールを決めて同点とします。
ちなみに、FCKのPKのシーンですが、田上選手兼監督の倒れ方を見ると、ヴォルカの選手は触れていたとは思いますが、流れの中の事故のような接触だったので主審によっては流す人もいたでしょう。田上選手兼監督はトップスピードに乗っていましたので、少しの接触で派手に倒れるのは致し方なしだと思います。所謂シミュレーションではなく。この試合をジャッジした主審はそれを取る人だったという事です。

ヴォルカとしては、先制されたのは痛かったと思いますが、それでも前半のうちに追いつけたのは良かったと思います。
この両チームのスタメンに大きな力の差はありません。選手の能力としてはほぼ互角。となれば、チーム戦術や運動量・フィジカルコンタクトの強さ等が勝負を分けると思うのですが、この部分はFCKに分があると思います。ヴォルカの場合、選手のアイデアを重視している印象があります。なので、そこがムラがある要因なのかと思っているのですが、互角の力同士ですので、戦術・運動量・コンタクトプレーの強さが勝負を分けるポイントだと思っていました。

後半に入りますと、20分台まではヴォルカのペースだったと思います。FCKもシュートはありましたが、ヴォルカの攻撃が多かったです。ヴォルカがサイドを使って押し込み、FCKのクリアボールもよく拾えていたので2次攻撃が出来ていました。中と外の選手との距離感が良くなっているように感じましたので、そこが良い攻撃が出来た要因だと思います。

一方のFCKですが、米田選手を投入し、その米田選手を起点としたパス回しで徐々に主導権を握って行きます。
スタミナではFCKが勝っていますので、終盤になるにつれ、FCKの流れになってきます。ヴォルカは劣性になり、危ない場面も作られましたが、そこをしっかりと耐えました。選手交代も有効に使っていたと思います。選手層に関してはヴォルカに分がありましたので、そこを最大限に活かしましたね。

延長もあり得ると思った終盤に交代枠5人を使い切る大胆な采配。こうした接戦の場合、怪我・延長等も見据えて1人は残しておくものですが、FCKの方がスタミナ勝負になると分があるので、90分以内に決着をつけるという意思表示だったのかもしれません。
ただこの采配、実ったと思います。終盤に投入された2人、永岩選手と泉谷選手はまず、泉谷選手はアディショナルタイムに入った時に谷口選手に許したシュートを間一髪のところでクリアしていますし、永岩選手は決勝点となる山田選手のPKの前のプレーで山田選手にピンポイントクロスを上げています。決勝点を呼び込むプレーだったと思います。
そして、それで得たPKを山田選手がしっかりと決めて逆転。ゴール後の喜び具合を見て、遅延行為のイエローを貰うのではないかと思いましたが、後で録画した中継を見直すと、ゴールの後に試合は終了していたのですね。

勝因は、安定しないジャッジにもイライラせず、悪い流れの時にもしっかりと耐えた精神力でしょうか。後はFCKよりも分がある点を活かしたというところでしょうね。今季の補強で選手層は厚くなっていましたし、そこを活かした監督の大胆な采配も活きました。


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